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心療内科と診断書について

心療内科での治療において、症状によっては会社を休職した方がいい場合があります。その際には医師の診断書が必要となります。会社を休職するためだけでなく、経済的保護を受けるためにも必要となります。例えば、自立支援医療制度。この制度を利用することで、診察料や薬代が3割負担から1割負担になることもあります。また休職中に生活費を確保する傷病手当の手続きにも必要になります。治療が長引く際には、障害年金を利用すると経済的負担も軽減されます。 診断書を書いてもらうための費用は医療機関によって異なりますが、概ね3,000円程度です。ストレスによって病気が発症する、悪化する、という状況は現在では身近になってはいるものの、体調が悪いという理由だけで会社を長期に休むのは気づまりです。診断書があれば、しっかりとした理由を相手に提示できるため、気分的にも楽になります。

診断書を会社に提出することで、会社での環境が変化することもあります。心の病気に対して、神経質になる場合もあり、提出することで部署が変わったり、立場が変わったりするということも考えられます。それは現在の会社での業務が本人にとってつらいもの、大変なもの、という判断がなされ、異なる業務内容の部署への異動になる、という可能性があるためです。 ストレスによって体調を崩し、うつ病になったり、自殺したりする、という危険性を回避するための会社の対応でもあります。診断書は自分の体調をきちんと会社に報告する大切なものですが、提出することで自分の希望ではない異動や、仕事環境になる可能性もあるということです。 現在では会社にとって精神的ケアをする体制を採用しているところもあり、心理的サポートに力を入れている会社も増えています。そういった会社であれば問題ないかもしれませんが、サポートなどが充実していない、心療内科などに理解が深くない会社の場合は、上司と相談したうえで診断書を提出する方がいいでしょう。